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蒸気圧は温度に対して,指数関数的に増加します。液体は分子の有するエネルギにより定まる蒸気圧を示します。蒸気圧と周囲の圧力とが等しくなると,液内に気泡が発生して沸騰します。周囲の圧力が1気圧のときに沸騰する温度を特に標準沸点といいます。本サイトでは記載の各物質について、大気圧付近の平衡温度(沸点)に対して蒸気圧を計算します。蒸気圧の計算はAntoine式によっています.その定数は著者が独自の最小二乗法により最適な値を計算したものです.この定数は好評を博した書籍「電子計算機による蒸気圧データ」(Computer Aided Data Book of Vapor Pressure 英語版)のものです.この書籍は米国マグロ―ヒル社発行の技術専門誌Chemical Engineering誌並びに専門書Properties of Gases and Liquidsの4版,5版において有益なデータ集として紹介され,一部は米国商務省のWebBookにも掲載されています.世界で信頼を得ています.使用しているアントワン式定数は,誤差の平均絶対値はほとんどの物質で1mmHg以下であり,極めて正確です. |
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